イッテルビウムレーザーによるレーザー溶接

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レーザーは、スポット溶接、熱伝導溶接、深度溶接、ハイブリッド溶接などの広範囲の溶接能力を提供します。レーザー溶接は、高溶接速度、短い溶接サイクル、低入熱溶接、熱の影響を受ける範囲が小さい、溶接歪が最小、などの多数の長所を有しているため、実質的にあらゆる産業で利用されています。

連続出力が大きいファイバーレーザーはビーム質が優れており、浅い伝導モード溶接と深度溶接が行えます。 連続レーザーを変調させると、ピーク出力を高くしたまま平均出力を低くしたパルスレーザーとすることができるため、低入熱溶接が可能となります。 最大10kWの高出力レーザーで変調周波数を高くすると、パルスレーザーの処理能力が向上します。ファイバー伝送は、従来型の溶接ヘッドやガルボヘッドやロボットアークやリモート溶接システムに統合させやすくなっています。 どんなビーム伝送方法を使用しても、ファイバーレーザーは最高の性能を発揮します。

典型的なスポット溶接の用途には、レーザーブレードやHDDフレクシャの曲げの高速溶接を行うガルボベースビーム伝送などがあり、これらでは、ファイバーレーザーのパルス化を活用しています。ファイバーレーザーは、非常に長い焦点距離で小さなスポットに焦点を合わせることができるため、ファイバーレーザーによるリモートレーザー溶接能力をさらに高めることができます。 約1~2メートル離れた場所から操作することができるため、従来型のロボットシステムに比べて、応用領域を拡大できるという利点があります。 ファイバーレーザーを装備したリモート溶接は、ドアパネルの溶接、車体全体にわたるスポット溶接や重ね溶接による複合溶接に応用されます。ファイバーレーザー溶接のその他の例として、トランスミッション用部品の完全溶け込み溶接、船舶用の厚板鋼材の深溶込み溶接、バッテリーパックのハーメチック溶接などが挙げられます。プレッシャーシールも挙げることができます。

応用例:

  • レーザーブレードやHHDフレクシャのスポット溶接
  • ペースメーカーのハーメチック溶接
  • チタンパネルの突き合わせ溶接
  • ダイヤフラムの伝導溶接
  • 伝導装置およびシャフトの組み立ての全貫通溶接
  • 厚板鋼材の溶接
  • ハイブリッドMIG溶接

溶接材:
軟鋼
ステンレス
高張力鋼
チタン合金
アルミニウム合金
亜鉛めっき鋼
ニチノール
インコネル合金

対象市場:
医療
自動車
造船
製鉄
航空宇宙
コンシューマー製品
電子

この用途における典型的なレーザー:

YLR SMシリーズ: 波長1064nmで100Wないし1.5kWのシングルモードYbファイバーレーザー  

YLR HPシリーズ: 5波長1070nmで0Wないし20kWのマルチモード高出力Ybファイバーレーザー  

各用途に最適な推奨レーザーについては、お電話でお問い合わせください。